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10年後の海外旅行 [旅行]

The Future of Travel   Skyscanner.jpeg
ポイント1: 未来のホテル客室
ホテル滞在はゲストのソーシャルメディアプロファイルをもとにカスタマイズした客室が準備され、個人の好みに合う食事やアクティビティなども紹介されるようになる。浴室ではセンサーで感知したゲスト、、、

ポイント2: パーソナルな現地体験を求めて
エアービアンドビー(Airbnb)のような自宅をゲストに貸し出す協力型の旅行が増加。先進国の5~10%の人がホストになり、自宅で人を招き有料で食事を提供するサパークラブも増加すると見る。地域の人と交流するソーシャルトラベル、、、

ポイント3: 空と海へ
このほか、2024年の旅行では宇宙や水中が滞在先となる。宇宙旅行は富裕層の手の届く商品、、、

ポイント4: 最初と最後の旅行者
旅行先では「最初」と「最後」がキーワード。ソーシャルメディアで発信することが旅行のモチベーションとなり、注目されるスリルある旅行先が選ばれるようになるためで、例えば、アジアやアフリカ、中東の禁止区域や大衆化されていない地域への「最初」の旅行者となる欲求や、絶滅危惧種を見るなど「最後」の目撃者となる旅行に満足感を得るようになるという。

"トラベルボイス(公式)旅行・観光専門のビジネスサイト”からのコピペです。元は航空券比較検索”スカイスキャナー”の、未来の海外旅行に関する白書Future of Travel 2024(2024年の旅行)」です。その”白書”とやらの最終章「Part3 Destination and Hotels」の抜粋だと思います。そして、この”Future of Travel 2024”はイギリスのコンサルティング会社”The Future Laboratory”と共同で編纂された、となっています。誤解を招いて関係各所から叱られるかもしれないので、あらん限りのリンクを貼っておきました。
まずは序章を。3D Apple TV が悪いニュースを流す中でSiri が好みから旅を提案しホログラムに投影、そんでもって宇宙ホテルを予約、デジタル技術にパーソナライズされたインスピレーション、、ときた。「これは、明日のグローバル旅行業界を形作るために進化する今日開発中の技術の範囲を明らかにし、解説し未来を探るレポート」だそうだ。
Part1 計画と予約
Part2 旅行
で上記の最終章のPart3 目的地とホテル

何と、安いレポート
旅行に出かける意味をわかっていない。Skyscanner 大手格安航空券検索サイトかもしれないが、言い方は悪いが、所詮、格安航空券検索。なぜ、あなたの会社が繁盛しているか?それは、皆がなるべく安い費用で旅行をしたいから。10年後でもそれは変わらない。まず、そのことに一辺も触れていない
バカバカしいので手短に。
「未来のホテル客室」って、介護付き老人ホームじゃないか。
「パーソナルな現地体験」についてはお題目は理解できる、人とは違う体験をしたい、しかし人の家に上がり込むのはどうだろうか、しかも先進国の数%とは、マーケットを見誤ってる。自宅を貸し出す自宅をレストランとする、というのは2008年くらいからネットを通じてそういうことをしている人たちも居まっせ、といったレベル。私は他人の家の玄関の匂いが苦手です。マナーを知らない国の人たちが家族でやってくると思うと、恐怖さえ感じる。絶対、電化製品は無くなる。
「空と宇宙」無重力体験。そういう体験ができますよ、でもその後は無いと思う。つまりリピーターは居ない。
「最初と最後の旅行者」の絶滅危惧種を見るとは何事だ。温暖化で沈む国、砂漠にのみこまれる都市、開発でなくなる自然、見て何が面白い?心が痛いだけじゃないか。
10年後はこうなっていると旅行会社からコンサル料を巻き上げることについて別に問題視しません。勝手にどうぞ。

自分が行くところを人工知能が考える時代は、ゴメンだ

もう1点。上記のクソレポートとは別に
旅行に行けば行くほど、行きたいところが増える、、ということについて。ニューヨークとハワイ、どちらともアメリカだけれど、アメリカはそれだけでは無い、次はシアトル・・・。こういう人に限って、行ってきた自慢をするのだろう。
これも本当にそうだろうか。単純にアメリカは広いと言っているだけのような気がする。行きたいところ、とあるように行きたい国では無いし、行きたい都市でも無い、行きたい場所に立ちたいのだ。行くことが目的では無い。いや、目的でさえも行く理由では無いような気がします。つまり動機だろうか。行った後からでも、目的とか理由が付いて来ると思っています。鉄が好きな人は、移動さえ、動機であり目的でもあるというのに。
「今日は反対方向の電車に乗ってみよう」。いい言葉だ。そしてこれも"旅行"。

10年後の旅行については、要望があります。それは、行きたいところに自由に行けるようになること。
そして、できれば待ち時間の解消とスーツケースが無くならないこと。

まずは、町を出て、県境を越えて、国を後にしよう。人生を削ってでも旅には価値がある。

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