屋久島 ロケット打ち上げ [旅行]
かねがねロケットの打ち上げは見たいと思っていました。チャンスがあればケープカナベラルへ飛ぶのも厭わない。しかしスペースシャトル計画が中止になったと聞いた時は、本当にがっかりしました。
私の世代には誰もがastronaut になれると思っていた。高度100km圏には何も無いのだろうけど、とにかく宇宙に憧れた。
で、ここにきて「はやぶさ2」ですよ。ところで、満身創痍で帰って来て、いらぬ日本人の琴線に触れた「はやぶさ」の成果がいまだ発表されませんが、どうなったのでしょうか？触れてはいけない大人の事情でしょうか
1日目11月29日
飛行機で鹿児島
鹿児島港から高速船で種子島港
種子島港から50キロマウンテンバイクで走って種子島宇宙センター近辺でキャンプ
2日目11月30日
種子島宇宙センター11月30日13:25打ち上げ
3日目
発射延期になった場合の予備。発射中止になるまで待つ！
4日目
種子島島間港からフェリーで屋久島宮之浦港、宮之浦泊
5日目
宮之浦から縄文杉・高塚小屋泊
6日目
高塚小屋から宮之浦岳1936m往復、高津小屋泊。折角、なので南限の百名山「宮之浦岳」登頂へ。折角などと言うと叱られるかも。宮之浦岳は九州まるっとひっくるめて最高峰。こんな離れ小島に
７日目
屋久島の降水確率は50%。予備1日
8日目
高津小屋から宮之浦港、高速船で鹿児島泊
9日目
湯布院泊
10日目
博多泊
11日目
高速バスで東京へ
鹿児島・湯布院・博多で遊んでなければ4日は縮まるが、それは譲れない
現在の屋久島の気温が14℃。ということは高津小屋は6℃くらいか。積雪は無いにしても冬用のシュラフはいるな。いや3℃切ったら雪になる。独りで雪山、しかも初めての山、雪が降りはじめたら引き返せばいいか
トルコ、フランス、イタリア・スイス・マルタ・バチカン、シンガポール・ベトナムの旅行記がまだなのに何をやっているのだろう。
面倒だと思っている時点で止めておいた方がいいのだろうか
どうしよう？
そもそも、寒いのは嫌いだし
誰かケツを蹴るか、背中を押して欲しい、僕の夢が宇宙に向かって上がるのを目で見たい
※追記
欧州宇宙機関 (ESA) の彗星探査機ロゼッタRosetta space probe が、11月12日に地表に着陸機フィラエ Philae を投下し、フィラエは着陸に成功。人類史上初の「彗星に着陸した探査機」となったのはニュースなどでご存知の通り。2004年3月2日に打ち上げ、２回の地球スイングバイ、１回の火星スイングバイ（スイングバイと言う言葉だけでハイになってしまう私(*´Д`)）を行い、６４億キロ、１０年に及ぶ宇宙の旅を経ての着陸。
しかし、フィラエを地上に固定するハプーン（槍、アンカー）の発射に失敗し、フィラエがバウンドし崖の陰に横倒しなってしまったそうです。彗星の水素同位体を分析し、大昔に地球に衝突した彗星から地球の水が生まれたものなのかどうか、生まれたのだとすればどのように生まれたのか、そもそもどうやって水ができたのか、それを調べるのもフィラエの任務でした。しかし崖の陰では太陽電池が働きません。充電分の電池を使い切れば終わりです。ESA はJAXA が「はやぶさ」を帰還させたように、努力をしているようですが。フィラエは来年３月、彗星が太陽に最接近してフィラエが焼かれるまでミッションが続くはずでしたが、ただ黙って焼かれるのを待つのは、そしてただ見るのは辛い。
ロゼッタが母船で、フィラエが着陸機。つまり切り離され彗星に残る訳です。フィラエは地球に帰還することはありません。
Philae Lander "hello world :)" 2010年10月27日 フィラエから初めての通信（公式Twitter）。以下、Philae
Philae "I was launched in 2004 towards the comet 67P, but I wont arrive until 2014! " 2010年11月4日
67P とは目的地チュリモフ・ゲラシメンコ彗星の番号
ESA Rosetta Mission "Until then, I'll sleep on." 2013年6月18日 以下、Rosetta
この後、太陽から離れ十分な電力が得られないためスリープ・モードに入ります
Rosetta “Hello, world! " 2014年1月21日 再起動したロゼッタから初めての通信
Philae "Glad to hear we're on our way! " 2014年1月21日
Rosetta “Hello, Comet! ” 2014年8月6日
彗星軌道に到達
Philae "Good morning, Earth! It’s been a busy night at 67P! Now that I’m back in touch with my team, I’ll tell you all about it! " 2014年11月14日
しかし、着陸に失敗したのは前述の通り
Philae "So much hard work.. getting tired... my battery voltage is approaching the limit soon now " 2014年11月15日
Philae "I will use all my remaining energy to "communicate" between Rosetta and myself." 2014年同日
Rosetta “I like this experiment :) " 2014年同日
Philae "I'm feeling a bit tired, did you get all my data? I might take a nap…" 2014年同日
Rosetta “You've done a great job Philae, something no spacecraft has ever done before." 2014年同日
Philae "Thank you, Rosetta! I did it! I became the first spacecraft to land on a comet & study it! But it’s not over yet…" 2014年同日
Rosetta “That’s true, your data needs analysing & I’ll keep pace with 67P as it orbits the Sun & study how it changes." 2014年同日
Philae "I'll tell you more about my new home, comet #67P soon… zzzzz" 2014年同日
Rosetta “S'ok Philae, I’ve got it from here for now. Rest well..." 2014年同日
2014年11月15日全ての電力を出し尽くしたフィラエは動作を停止しました。ロゼッタは彗星の周回軌道を回り続け、再びフィラエの太陽電池パネルに太陽の光が当たりフィラエから通信が届くのを待ちます
何で、こんなことで目から涙が出るんだろう
私の世代には誰もがastronaut になれると思っていた。高度100km圏には何も無いのだろうけど、とにかく宇宙に憧れた。
で、ここにきて「はやぶさ2」ですよ。ところで、満身創痍で帰って来て、いらぬ日本人の琴線に触れた「はやぶさ」の成果がいまだ発表されませんが、どうなったのでしょうか？触れてはいけない大人の事情でしょうか
1日目11月29日
飛行機で鹿児島
鹿児島港から高速船で種子島港
種子島港から50キロマウンテンバイクで走って種子島宇宙センター近辺でキャンプ
2日目11月30日
種子島宇宙センター11月30日13:25打ち上げ
3日目
発射延期になった場合の予備。発射中止になるまで待つ！
4日目
種子島島間港からフェリーで屋久島宮之浦港、宮之浦泊
5日目
宮之浦から縄文杉・高塚小屋泊
6日目
高塚小屋から宮之浦岳1936m往復、高津小屋泊。折角、なので南限の百名山「宮之浦岳」登頂へ。折角などと言うと叱られるかも。宮之浦岳は九州まるっとひっくるめて最高峰。こんな離れ小島に
７日目
屋久島の降水確率は50%。予備1日
8日目
高津小屋から宮之浦港、高速船で鹿児島泊
9日目
湯布院泊
10日目
博多泊
11日目
高速バスで東京へ
鹿児島・湯布院・博多で遊んでなければ4日は縮まるが、それは譲れない
現在の屋久島の気温が14℃。ということは高津小屋は6℃くらいか。積雪は無いにしても冬用のシュラフはいるな。いや3℃切ったら雪になる。独りで雪山、しかも初めての山、雪が降りはじめたら引き返せばいいか
トルコ、フランス、イタリア・スイス・マルタ・バチカン、シンガポール・ベトナムの旅行記がまだなのに何をやっているのだろう。
面倒だと思っている時点で止めておいた方がいいのだろうか
どうしよう？
そもそも、寒いのは嫌いだし
誰かケツを蹴るか、背中を押して欲しい、僕の夢が宇宙に向かって上がるのを目で見たい
※追記
欧州宇宙機関 (ESA) の彗星探査機ロゼッタRosetta space probe が、11月12日に地表に着陸機フィラエ Philae を投下し、フィラエは着陸に成功。人類史上初の「彗星に着陸した探査機」となったのはニュースなどでご存知の通り。2004年3月2日に打ち上げ、２回の地球スイングバイ、１回の火星スイングバイ（スイングバイと言う言葉だけでハイになってしまう私(*´Д`)）を行い、６４億キロ、１０年に及ぶ宇宙の旅を経ての着陸。
しかし、フィラエを地上に固定するハプーン（槍、アンカー）の発射に失敗し、フィラエがバウンドし崖の陰に横倒しなってしまったそうです。彗星の水素同位体を分析し、大昔に地球に衝突した彗星から地球の水が生まれたものなのかどうか、生まれたのだとすればどのように生まれたのか、そもそもどうやって水ができたのか、それを調べるのもフィラエの任務でした。しかし崖の陰では太陽電池が働きません。充電分の電池を使い切れば終わりです。ESA はJAXA が「はやぶさ」を帰還させたように、努力をしているようですが。フィラエは来年３月、彗星が太陽に最接近してフィラエが焼かれるまでミッションが続くはずでしたが、ただ黙って焼かれるのを待つのは、そしてただ見るのは辛い。
ロゼッタが母船で、フィラエが着陸機。つまり切り離され彗星に残る訳です。フィラエは地球に帰還することはありません。
Philae Lander "hello world :)" 2010年10月27日 フィラエから初めての通信（公式Twitter）。以下、Philae
Philae "I was launched in 2004 towards the comet 67P, but I wont arrive until 2014! " 2010年11月4日
67P とは目的地チュリモフ・ゲラシメンコ彗星の番号
ESA Rosetta Mission "Until then, I'll sleep on." 2013年6月18日 以下、Rosetta
この後、太陽から離れ十分な電力が得られないためスリープ・モードに入ります
Rosetta “Hello, world! " 2014年1月21日 再起動したロゼッタから初めての通信
Philae "Glad to hear we're on our way! " 2014年1月21日
Rosetta “Hello, Comet! ” 2014年8月6日
彗星軌道に到達
Philae "Good morning, Earth! It’s been a busy night at 67P! Now that I’m back in touch with my team, I’ll tell you all about it! " 2014年11月14日
しかし、着陸に失敗したのは前述の通り
Philae "So much hard work.. getting tired... my battery voltage is approaching the limit soon now " 2014年11月15日
Philae "I will use all my remaining energy to "communicate" between Rosetta and myself." 2014年同日
Rosetta “I like this experiment :) " 2014年同日
Philae "I'm feeling a bit tired, did you get all my data? I might take a nap…" 2014年同日
Rosetta “You've done a great job Philae, something no spacecraft has ever done before." 2014年同日
Philae "Thank you, Rosetta! I did it! I became the first spacecraft to land on a comet & study it! But it’s not over yet…" 2014年同日
Rosetta “That’s true, your data needs analysing & I’ll keep pace with 67P as it orbits the Sun & study how it changes." 2014年同日
Philae "I'll tell you more about my new home, comet #67P soon… zzzzz" 2014年同日
Rosetta “S'ok Philae, I’ve got it from here for now. Rest well..." 2014年同日
2014年11月15日全ての電力を出し尽くしたフィラエは動作を停止しました。ロゼッタは彗星の周回軌道を回り続け、再びフィラエの太陽電池パネルに太陽の光が当たりフィラエから通信が届くのを待ちます
何で、こんなことで目から涙が出るんだろう
2014-11-13 22:50
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