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YES Heaven & Earth [NO MUSIC, NO LIFE.]

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台風来ますね。イエスも来ます。ノアの方舟の次は、救世主が降臨か、いいえ違います、バンド『YES』の来日公演です。
東京公演2014年11月23・24・25日TOKYO DOME CITY HALL
大阪公演2014年11月27日(木)オリックス劇場
名古屋公演2014年11月28日(金)ZEPP NAGOYA
いずれも箱が小さい(船の収容人員ではなく、観客席数ね)
2011年7月にリリースされた「FLY FROM HERE」は弊ブログyes EUROPEAN TOUR 2014で、いじった通り稀有なバンドです。
前回の来日が2012年4月で、2年7か月ぶり。今回はHeaven & Earth Tour 2014 だそうです。7月5日をアメリカ・ニューヨークを皮切りに、お盆休み返上で全米36公演、その後オーストラリア、ニュージーランド。そして日本。じいさんたち稼ぎますね。
さて新譜「Heaven & Earth」は7月22日発売ということで、まだ聴いていません。
YES - "Believe Again" Sample (Official / New Album / 2014)として公開されています。

聴いてびっくりしました。新ボーカルのジョン・デイヴィソンがジョン・アンダーソンそっくりなの。前作「Fly From Here」のボーカル、ベノワ・ディヴィッドもジョン・アンダーソン風であって、こういったYES もありなのかなと思っていました。2014ツアーのサブタイトルが『Fragile(邦題:こわれもの)』、『Close To The Edge(邦題:危機)』完全再現だそうだ。全く前を見ていません、後ろ向き。Close To The Edge が1972年発売、チャートは3位(アメリカ)、4位(イギリス)、16位(日本)だそうだ。1972年発売といえどもClose To The Edge 聴いたことありますよ、18分50秒の曲ですよね。ベストアルバム持っていますから。Fragile は1971年リリースだそうです。Roundabout がシングルカットされました。この曲は2012年テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」のエンディング曲に使用されました。今の人たちとの繋がりは、このRoundabout か、よっぽどのプログレ好きな人しかありません。
さて、話が大きく後戻りしたので元に戻します。「後ろ向き」と言ったのは、このYES というバンドはジョン・アンダーソンのボーカルがあってYES なのです。どこで見つけたのでしょう、ジョン・デイヴィソン。43歳だそうです。ラッシュ(懐かしい)がきっかけでプログレッシブ・ロックに目覚め、イエスやジェネシスを知り、その後とりわけイエスに強い影響を受けるようになる云々。彼のパフォーマンスをネットで見た、Glass Hammer というバンドが彼をスカウトし、元々YES とGlass Hammer は付き合いがあったらしく、医者に止められてステージを降りたジョン・アンダーソンに代わって、ジョン・デイヴィソンがボーカルに収まったそうだ。

もう1点、これも「FLY FROM HERE」で触れたプロデューサーについて。Roy Thomas Baker ロイ・トーマス・ベイカーがプロデューサーです。とんでも無いやつを連れてきた。プロデュース(サウンドエンジニアも含む)を手掛けたバンドは、
Arnold Corns A.K.A.David Bowie: "Man in the Middle" (1971 ? released 1985)
Free: Fire and Water (1970)
Nazareth (band): Nazareth (engineer) (1971)
Nazareth: Exercises (1972)
Gasolin': Gasolin' 3 (1973)
Gasolin': Stakkels Jim (in English: "Poor Jim") (1974)
Queen (band): Queen (1973) (Credited as Roy Baker)
Queen: Queen II (1974)
Hawkwind: Hall of the Mountain Grill (1974)
Robert Calvert: Captain Lockheed and the Starfighters (1974)
Man : Rhinos, Winos and Lunatics (1974)
Queen: Sheer Heart Attack (1974)
Queen: A Night at the Opera (1975)
Jet: Jet (1975)
Be-Bop Deluxe: Futurama (1975)
Gasolin': Gas 5 (1975)
Lewis Furey: The Humours Of (1976)
Pilot: Morin Heights (1976)
Ian Hunter: Overnight Angels (1976)
Gasolin': Efter endnu en dag (1976)
Dusty Springfield It Begins Again (1978)
The Cars: The Cars (1978)
Queen: Jazz (1978)
Journey (band): Infinity (1978)
Journey: Evolution (1979)
Yes: Golden Age Sessions (1979)
Ron Wood: Gimme Some Neck (1979)
The Cars: Candy-O (1979)
Foreigner: Head Games (1979)
Alice Cooper: Flush the Fashion (1980)
The Cars: Panorama (1980)
The Cars: Shake It Up (1981)
Heavy Metal: "Motion Picture Soundtrack" (1982)
Devo: Oh, No! It's Devo (1982)
Cheap Trick: One on One (1982)
Fast Times at Ridgemont High: Motion Picture Soundtrack (1982)
Motley Crue: Too Fast for Love (1982)
Joe Lynn Turner: Rescue You (1985)
Jon Anderson: 3 Ships (1985)
American Anthem:"Motion Picture Soundtrack" (1986)
T'Pau: Bridge of Spies (titled T'Pau in the US) (1987)
Slade: You Boyz Make Big Noize (1987)
Ozzy Osbourne: No Rest for the Wicked (1988)
The Stranglers: 10 (1989)
Chris de Burgh: Spark to a Flame (1990)
Shy: Misspent Youth (1990)
Dangerous Toys: Hellacious Acres (1991)
The Stranglers: All Twelve Inches (1992)
Wayne's World: Motion Picture Soundtrack (1992)
Local H: Pack Up the Cats (1998)
The Darkness: One Way Ticket to Hell... and Back (2005)
Elliot Easton: Change No Change (2006)
The Smashing Pumpkins: Zeitgeist (2007)
Transformers: "Motion Picture Soundtrack" (2007)
The Storm: Where The Storm Meets The Ground (2008)
The Smashing Pumpkins: American Gothic (2008)
Guns N' Roses: Chinese Democracy (2008)
Jimmy Chamberlin's This: "Great Civilization" (2010)
Maximilian Is King: Featuring Arthur Lynn and Nick Fowler "Songs To Kill Yourself With" (2012)
Yes: Heaven & Earth (2014)
あー面倒なので、コピペしたった。
全てを語るとブログの使用領域をオーバーしますので、1点だけ注目しましょう。QUEENの名曲「Bohemian Rhapsody (ボヘミアン・ラプソディ)」。ご存知、転調するは、メロディーは変わるは、ソロパートだったりコーラスだったり、アカペラだったり、よくもこれだけをつなぎ合わせて壮大な感動的なオペラにしたものだ。誰でも、この曲は感動するでしょう。作曲・作詞そしてボーカルのフレディー・マーキュリーは偉大です。しかし世に送り出したのが、ロイ・トーマス・ベイカー。彼の腕にかかったYES の新譜に期待が募ります。
上記の通り、活躍していたのは主に70から90年代なんですが。Ozzy やThe Darkness 、新しい所でスマパンや、アクセル・ローズだけになってしまったGuns N' Roses のChinese Democracy も彼だったのですね。

新譜の「Heaven & Earth」から、サンプルで発表された「Believe Again」はPOPですね。「もう一度、信じて」、前作が相当悪かったのでしょうか。それともYES そのものを信じて、と言っているのでしょうか。YES が媚びるとは思えません。でも、意外と当たっているかも。

来日公演ですが箱が小さいので早めに予約した方がいいと思います。私は行きません。CD買って、家で聞きます。ペラペラのウルトラブックにインストールしたiTunesで。御年67歳のスティーヴ・ハウのギターを生で見たい方はどうぞ。見たらびっくりするよ、67に見えなくて(悪い意味で)。

プログレッシブ・ロックについて書いていると徹夜になるので、そんなご奉仕はいたしません。wikipedia をどうぞ、ご参照ください。強いて言えば、「意識高い系」が聴く音楽です。70'sのロックが今の時代、プログレッシブって誰も聴かない古い音楽になってしまったことは確かです。
プログレッシブ・ロックの説明の代わりに、ここ100年のロックの歴史を載せておきます。さて「PROGRESSIVE ROCK」がどこにあるでしょう? この時期のYES は正にド壺です。見にくくて恐縮です。マウスでクリックすれば別画面で拡大版が出ます。
100 Years of Rock Visualized 1000.jpg


聴き終わったら、レビュー書きますね。

発売予定日より5日遅れて27日に届きました。期待値との乖離が大きい。古いポップスを聞いているようだ。ベイカーは70年代の人だった。yesでは無い。御大ハウはがんばってギター弾いています。デイヴィソンが曲書いてます。お前、ラッシュやジェネシスが好きと言ったじゃないか。yesのメンバーは、もう一度yesを最初のページから復習しておくこと。これ夏休みの宿題です。次のアルバムでテストします。( `ー´)ノ
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