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テイラー・スウィフト と プリンス と フー・ファイターズ [NO MUSIC, NO LIFE.]

テイラー・スウィフト と プリンス と フー・ファイターズ。共通点?外人。英語で歌を歌う。ここ1か月でアルバムが発売されたので、amazon にまとめて持って来てもらった。落ちはそれかよ、、といった声が聞こえた。
10月末現在、年間ランキングが発表されていないので、データでごまかすの裏付けができないのが痛い所。アナ雪のサントラじゃなかろうか

で、今、最も話題の女子、Taylor Swift テイラー・スウィフト"1989"
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このアルバム「1989」で4枚目だそうだ。買った理由は、テイラー・スウィフトって評判がいいから。
前に2枚のアルバムがあって、それらがどんな曲でどれだけ売れたかは興味が無いので比較しようがありません。すまん
シングル1枚目”Shake it off"

聴きやすい曲、ついついフレーズを口ずさんでしまう、脳内リプレイされる曲。同一のコーラスやメロディーや耳に残るフレーズ(catchy hooks)が何度も繰り返される、こういうのをポップス(ポップスは和製英語)pop music と広義で括ってしまうとそれまでですが、うん、まさにその通り。売れるよ。売れてるし。良く聞くと彼女の息遣いもが曲に入っている。決してエロではない。その「息遣い」までも計算して曲を作っているのだろうか?凄すぎるシンガーkもしれない。
前述の”WELCOME TO NEW YORK” もアルバムの1曲目として、実験的でキャッチーであるし、2枚目のシングル”Blank Space”は本来ならバラードになのだけれど、今風の打ち込みビートの取り方が効いていて、彼女の表現力との相乗効果によって良い曲に仕上がりっていると思います。
なぜテイラー・スウィフトというかですが、もう1点途中で飽きたクソ映画「ハンガーゲーム」のエンドロールに使われているのが彼女の”Safe And Sound”で、アコースティックで切に歌う曲です。作り物じゃ無い感が出ていて良い曲。
テイラー・スウィフトが定額制音楽配信サービス「Spotify」から引き揚げた、というのは近々のニュース。私はどうしても、現物という呪縛から逃れられそうもない。amazonで”1989”を買ったら、初回生産分のみスリーブケース仕様に写真13枚が付いてきました。私にテイラー・スウィフトの写真をどうしろと?いずれのせよ、自分の著作物をどう売ろうがテイラー・スウィフトの勝手。私は、次々新しい歌手、バンド、音楽が世に出てくることを大いに期待そして楽しみにしています。Web配信であろうが、CDメディアであろうが、それは関係ない。新しく世に出る歌手、バンドが利益を手にできる社会構造になっていれば問題ないと思います。抱き合わせ販売?地獄へ落ちていただきたい
どこに行っちゃったかなぁAvril Lavigne

狙ったとしても痛すぎて、見てて居た堪れない ミナサイコ アリガト カ・カ・カ カワイイ
※“ライム病”(病原体を持つマダニに刺されて感染する病気)だそうだ。お大事に

で大御所プリンス、、もう何がなにやら。名前だけでアルバムを買わない。限られたマーケットの寡占となり音楽界の停滞になってしまう。さて、
Prince & 3rdeyegirl のアルバム”Plectrum Electrum”
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何だ”Electrum” と”3rdeyegirl” 。何と読むのだろう。プリンスがバックアップするガールズ・バンド「サードアイガール」だそうだ。

あら、やだ、かっこいい。そうなのですよ、プリンスはギタープレーヤーでもあるのです。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も過小評価されている25人のギタリスト」において第1位(´・ω・`) 個人的な趣向なので許していただきたい。英語でもファンク、ソウル、ブルース、ゴスペル、ジャズ、ヒップホップ、あとシャンソン(仏語だが)が嫌い。I wanna ROCK!そう、ロック。プリンスだから FUNKNROLL
ほら、ちゃんとギター弾いてるでしょう、上手いでしょう。聴く人によってはクラシカルなロックというかもしれません、ジミー・ヘンドリックスとか。例えば歪んだギター。バックの” 3rdeyegirl ”は普通ですね。普通でいいのです。普通でお願いします。" ガールズ " では無いなぁ、少しお姉さんだ、、と思う(´・ω・`)
殿下大好き

フー・ファイターズ FOO FIGHTERS "Sonic Highways"
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ちょっと解説しましょう。Nirvana、R.E.M.、RED HOT CHILI PEPPERS そしてFOO FIGHTERS の違い。チラ聴きした位じゃ分かりません。似ています。じっくり考えれば分かる人には分かります。
応仁の乱以降、室町幕府の力が弱体化していき、今まで権力を2分していた朝廷、寺社に対して新興勢力・全国各地に戦国大名と呼ばれる勢力が出現した。”Alternative”(オルタナティヴ)、つまり「もう一つの選択」という訳です・・どういう訳だ? 1980年代のアメリカのメジャーなロックへの反発、つまりLAメタルのようなチャラい音楽はいやだと。当時はインディーズとかアンダーグラウンドと呼ばれていました。メジャーじゃなければ、全てインディーズかアンダーグラウンドになるじゃないかというツッコミはしないように。だから下手くそです、ギターの早弾きなんてできません、音域の広いボーカルなんぞいません。下手くそ故に”薄汚い”という意味のグランジ"grunge" とも言われる。どんな音楽だった(過去形)かというと、メロディはあくまでもローでうるさくて、ボーカルは滑舌が悪くて何言ってるかわからない(傾向として政治色の強い詩が多い)し叫んだりする、歪んだギター(ほとんどエフェクトはかけない)とがんがんドラム、と言った感じ。その下手くその中から出てきたのがNirvana ニルヴァーナ。なぜ飛び出てたのかは長くなるので割愛。同じく、R.E.M.、RED HOT CHILI PEPPERS、そしてFOO FIGHTERS。ここからは私の好みの話になります。私は下手くそが嫌い。しかしR.E.M.、RED HOT CHILI PEPPERS、FOO FIGHTERS はマシな曲、ちゃんとメロディーがある曲を作る。ロー一辺倒だったテンポに”疾走感”を加えた。力強さしか無かったオルタナティヴ、グランジロックにメロディーとロックらしい駆け抜けるリズム感を与えたわけだ。
というわけで、R.E.M.、RED HOT CHILI PEPPERS、FOO FIGHTERS は売れました。売れてメジャーになってしまったら、浦島太郎の玉手箱同様に、オルタナティヴ、グランジロックは煙と消えてなくなりました。
”その系統”にはThe Offspring、Dinosaur Jr、時期的にはFaith No More やBeck も。オルタナティヴと括っていいかわからないけどOasis 。
さて、"Sonic Highways"は8曲のアルバムせいか、うまくまとまっています。FOO FIGHTERS の集大成、彼らの個性が良く出ています。下手くそと書きましたが、逆から見ると元がシンプルなだけに洗練されてるって言っていいと思う。
ちなみに、今までFOO FIGHTERS の一番売れた曲がコレ

pop music ですね。こんなもんですよ、世の中って
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