Innertkirchen スイスアルプス

ミラノから峠を越えてスイスアルプスに来ました。


何をしに？もちろん、登るのですよ。日本から一式持ってきました


しかし、いいところだよハイジ。クララも立ったし

という訳でホテルのWi-Fiが激重君なので、ここまでにしてご飯を食べに行ってきます

ミラノから高速でスイスに向かいます。峠と言うより長いトンネルがありました

高速を降りるとワインディングロードです

景色がいいです。といいますか、圧倒されます。車はゴルフです。本当はJulietta を頼んだはずですが、同系車種ということらしい。二度とあの会社は使わない。ゴルフの方がいい車かもしれませんが、イタリアなのでジュリエッタを。
こちらでは有名なTomTom というポータブルのGPSカーナビを貸してくれます。1日€10 取られます。こいつがとんでもない所を走らさせるのですよ。幅ギリギリの石の橋とか、ダートを30分とか。ダートなら面白がって走るのですが、道に対して真横に水が流れるように窪みが切ってある（道を流れる雨水が道を削り、さらには山肌を削る）ので飛ばせません。

対向車が来て、バックして通してあげようとしたら、思いっきし脱輪。

近くからけん引ロープ付きのトラックを呼んできてくれて、引き揚げてもらいました。

ホテルというかB&B到着。散々迷いました。B&Bなのでレストランを持っていないので、建物に目印が無い


三角屋根のお部屋

窓の外。私はこんなところで何をしているのだろう

おじいさんはいません。おっさんが経営していますが、センスいいです。もちろんヨーゼフもいません。

周りの景色だけで十分です

村の中をデカいロープウェイが通っています。冬はスキー場です


イタリア旅行の行程は半分過ぎてしまいました。楽しくないわけではありません。もちろん楽しいです。前に、幸せとは自分の持っている選択肢の多さ、つまり可能性だと表現しました。こうして世界を巡って、行きたいところに行くわけですが、そうすると逆に行きたいところが無くなっていくのですよ。贅沢な悩みかもしれません。放蕩が過ぎて、感覚が麻痺したのかも。しかし、将来に対する唯ぼんやりした不安を感じます。
日本の偽アルプスを見る度に山々の美しさに感動しますが、本物はその堂々たる風格に畏敬の念さえ感じます。このことが、私が私を小さく感じさせるのでしょうか。