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Michael Jackson Xscape [NO MUSIC, NO LIFE.]

XSCAPE.jpg
Michael Jackson マイケル・ジャクソンが亡くなったのは2009年です。King of Pop。没後5年経ても未発表音源があるということは、改めて偉大なソングライターを不慮の事故で亡くしたことが残念でなりません。
新譜Xscape が発売されました。Standard Edition と、それにDeluxe Edition bonus tracks を加えた2種類があります。Deluxe Edition bonus tracks はoriginal version だそうだ。つまりStandard と言っていてもティンバランド(愛称はティンポ。マジで。変なところに食いついて恐縮)がリード・プロデューサーで、ロドニー・ジャーキンス、スターゲイト、ジェローム・ハーモン、ジョン・マクレーン(ダイ・ハードでは無い。意外と多いこの名前)がオリジナル音源を現代風にアレンジしています。
初めて聴いたとき、音が割れているのか非常に聴き辛い。iTunes で聴いている、そもそもペラペラのウルトラブック、しかもイコライザーをいじっている。それにしても最近のヒップホップ・R&B の音作りって、こんな感じなのか。

人の言葉を借りるのは不本意ですが、ミックスマグ誌「『インビンシブル』の次作というより『オフ・ザ・ウォール』のB面みたいだね」。正直、私もそう思います。Invincible インビンシブルは2000年に入り非常に実験的な、ハウスなどを取り入れたアルバムです。彼が得意な優しい繊細なバラードも数曲含まれています。対してOff The Wall オフ・ザ・ウォールは1979年にリリースされたアルバムです。私自身、Dangerous デンジャラス以降のアルバムにしか興味ありません。恐縮ですが、さすがにそれ以前は古典に入ってしまいます。そこまでコアなファンではない、と言うだけですが。
Do You Know Where Your Children Are という曲が収録されています。「自分の子供がどこにいるか知っていますか?少女が養父に性的暴行をうけ、家を出て街をさまよう。稼げる仕事があると言われ、売春をさせられる。」といった内容です。衝撃的です。Invincible のThe Lost Children も行方不明になる子供について、社会的な問題を扱った曲です。HIStory からはChildhood はちょっと違うけど。本当の意味で彼は子供を愛しているのだなと思いました。(こう書くと返って悪い方へと・・)


Standard Edition とoriginal version の差は、どちらも悪くない。両方ともマイケル・ジャクソンしていますから。というわけでヒップホップ・R&B を乗せる意味はありません、というか必要はないんじゃ。「アッ ダッァ ホゥー」をわざわざ後乗せするのはいかがなものか。
Slave to the Rhythm プロデューサーはティンバランドです。
YouTube で蘇りました


BONUS DVD 『XSCAPE』メイキングドキュメンタリー(26分)ですが、前述のティ〇ポとかロドニー・ジャーキンス、スターゲイト、ジェローム・ハーモン、ジョン・マクレーン・・・のおっさんたちが対談しているだけの身の毛もよだつ内容です。
でもDVD付きを買わないと、original version 8曲と17曲目のLove Never Felt So Good with Justin Timberlake が入っていません。ジャスティン・ティンバーレイク が好き嫌いかかわらず17曲入ったCD買った方がいいと思います。本当にDVDは余計です。もちろん、マイケルは死んじゃっているので、ジャスティン・ティンバーレイクの歌声を被せたものです。ジャスティン・ティンバーレイクを使って、抱き合わせ販売するなど、本当にいやらしい。えげつない。地獄に落ちて欲しい。まぁジャスティン・ティンバーレイクに興味ないけど。

彼の曲と彼のパフォーマンスで1つのエンターテイメント・芸術となっていると思います。
パフォーマーとしても特別(一流というレベルではない)だった彼のダンス、PVが見れないのは、すごく残念です。


何で対談DVDなんか付けたかなぁ?

おもしろい記事を見つけました。
過去から現在までの世界のトップシンガーたちの声域がわかるインタラクティブチャートです。スタジオで録音された曲のデータをもとにして作られており、それぞれの歌手について、最も低い音階を記録した曲と、最も高い音階を記録した曲が示されます。一般成人の声域は2オクターブ程度だが、ファルセット=裏声を多用する歌手は3~4オクターブ近くに達します。
1位のアクセル・ローズがキレイな歌声とは思いませんが(笑)、僅差で2位のマライア・キャリーは納得です。奇声(笑)ハイトーンのマイケル・ジャクソンは26位です。同じく奇声の殿下が3位です。ボノ、ミック・ジャガー、フレディ・マーキュリーからビヨンセ、ジャスティン・ティンバーレイク、ブルーノ・マーズ(聴かないけどね)まで掲載されていますので興味深いデータです。
The Vocal Ranges 600.jpg
れりごぉー ♪ れりごぉー ♪ ありのぉー ♪ ままでぇー ♪ へたくそだな私
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