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永遠の0 [映画]

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安全率、安全係数という言葉をご存知だろうか。
鉄、アルミが曲がったりちぎれたりする力を”1"とすると、製品は安全のために1以上にしましょうという考えです。
例えばエレベーターのワイヤーは安全係数が10。吊かごと最大人数を足した重さに対して10倍の強さを持たせています。ワイヤーは繰り返し巻かれたり伸ばされたり酷使されるので10倍のワイヤーを使いましょう。
人工衛星は1.1くらい。何たって軽くないと打ち上げ効率が悪いから。でも、人は乗っていません。
さて戦闘機になると1。決められた旋回・上昇・下降速度を超えると空中分解。
「凄い!5倍以上のエネルギーゲインがある」とは実のところ何のことかさっぱりわからない。アムロにとっては凄いことだろうなんだろうけど。
物語の主人公は伝説の凄腕零戦パイロット宮部久蔵。主人公がもう1人いるって言ってもいいでしょう、それが零戦。
零戦は速度・旋回・航続距離を当時世界1を目指して安全係数1で作られた兵器。銃撃1発で火を噴き、帰還率の低さから言うと1を下回るんじゃないだろうか。
以上、永遠の0でした。

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