Salzburg ザルツブルグへ Wien Westbahnhof ウィーン西駅 RailJet [オーストリア]
ウィーン西駅Wien Westbahnhof はオーストリア西部のリンツ、インスブルック、ザルツブルクなどを結ぶ列車が発着するほか、各国を結ぶ国際列車も発着する。ウィーン地下鉄のU3号線とU6号線も停車する。
Bahnhof(Hbt)は「駅」なので、これくらいのドイツ語は覚えておかないと。オーストリアではドイツ語圏だけど、グーテンタークとか言わないね。結局「ツァーレン・ビッテ」と「ダンケ」の2言で済ませました。さておき、
宿泊しているホテルZieglergasse駅からU3線で2駅ですが、10分歩くと付きました。スーツケースはホテルに預け、1泊分の荷物をバックパックにザルツブルグに向かいます。
自動券売機がありますが、指定席とかあるんじゃないかと思って窓口に並びました。手には「von Salzburg Hbt」と書いたメモ用紙を持って。ドイツ語が話せなくてもメモ見せれば切符は買えます。セカンドクラスは全席自由席でした。
超特急railjet260 ウィーン6:36発
2.KLASSE はこんな感じ。ザルツブルグ中央駅には8:52着 49.4€ 317km
各列車、例えばrailjet260 ザルツブルグ6:36発の専用のパンフレットがあり、途中の停車駅・停車時刻やラウンジカーのサービスやらが載っています。これは非常に親切なサービスです。
オーストリア連邦鉄道Osterreichische Bundesbahnen,OBBはサイトから経路検索、切符購入ができます。
railjet、OBBIC、REXなど高速鉄道網が充実していて、しかもほとんど遅れることもありません。勝手に出発ホームが変わったりしません(Thalysは直前まで発車ホームが分からない、また急に変わる)。旅行者は非常に便利かつ安心、確実、低価格で移動ができます。えらいぞOBB。
オーストリアの旅行は電車での移動をお勧めします。でもウィーンとザルツブルグ以外に観光するところは無いけどね。チロルでスキーも面白いかもしれない。
小ネタ。Q・B・Bチーズはオーストリアと全く縁もゆかりもありません。"Quality's Best & Beautiful"の頭文字だそうです。プロセスチーズは好きじゃないんだよな。
では「世界の車窓から」をお楽しみください
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Salzburg Hauptbahnhof ザルツブルグ中央駅 [オーストリア]
朝が早かったのでコーヒー飲んでます。新幹線のコーヒーを不味いとは言いませんが、ヨーロッパで飲むコーヒーはおいしいね。
郊外を走り抜けます。
ザルツブルグ中央駅に着きました。
ザルツブルグ駅構内。インフォメーションで地図を貰いました。
Salzburg ザルツブルグ市内 [オーストリア]
Salzachザルツァッハ川を挟んで右側が新市街、左側が旧市街。ザルツブルグ駅から川沿いにさくさく歩く。
新市街と言っても十分重厚で古そうに見える。
Schloß Mirabell ミラベル宮殿があり、ミラベル庭園共に入れます。絶景だそうな。しかしSchloß Schönbrunn シェーンブルン宮殿をまるっと1日観光したので、宮殿、刈込のお庭はお腹いっぱいです。
映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台だそうな。実話で主人公マリア・フォン・トラップ(クチェラ)の自叙伝を基に作られた映画。彼女はザルツブルグの修道院出身。ちょっと違うのはトラップ室内聖歌隊で、既にヨーロッパで成功していたということ。その後のトラップ一家はアメリカに亡命し、ロッジと牧場を経営しています。2014年2月18日にトラップ一家の次女マリア・フランツィスカ・フォン・トラップさんが99歳でバーモント州で亡くなったそうだ。
ドーはドーナッツーのド♪ 檸ーは檸檬の檸ー♪ ザルツァッハ川を渡り旧市街へ。新市街は何も無いよ。
政治的話題に触れたくありませんが、少しだけ。ナチスを忌み嫌ったトラップ一家の地元、ザルツブルグですが、アドルフ・ヒットラーの出生地ブラウナウはここから北へ60km。ブラウナウではヒットラーの生家が”聖地”にならないように、敢えてバスの停留所や車の駐車場にして生家を所在不明にしています。ブラウナウはもちろんザルツブルグでもヒットラーはタブーです。
気を取り直して、ザルツブルグはご存知「神に選ばれし音楽家」ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1756年に生まれています。ついでで申し訳ないですが「ドップラー効果(ピーポーピーポーの音階が下がる現象の例のヤツ)」クリスチャン・ドップラーもザルツブルグ出身です。
Salzburg ホーエンザルツブルク城 Festung Hohensalzburg [オーストリア]
旧市街 Zentrum ツェントルムに来ました。旧市街と歴史的建造物は、1996年ユネスコ世界遺産に登録されています。メンヒスベルクという名の丘陵に建つ、ホーエンザルツブルク城 Festung Hohensalzburg が見えます。
ホーエンザルツブルク城が見にくいので、もう1枚。
1077年、神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世とローマ教皇グレゴリウス7世の間に起きた聖職叙任権闘争後に、教皇派の大司教ゲプハルト・フォン・ヘルフェンシュタイン1世が、皇帝派の南ドイツ諸侯のカノッサの屈辱への報復を恐れて市の南端、メンヒスブルク山山頂に建設した防衛施設。その後、拡張工事を続け最終的には1681年に竣工して今日に至っている。トリップアドバイザーで死ぬまでに行きたい名城25選(姫路城も入ってる)。wikiより。
歴史で習った「カノッサの屈辱」です。こんな要塞まで建てさせるよっぽどの屈辱だったのでしょう。
歩くと40分かかるとガイドブックに書いてあったのでケーブルカーに乗りました。お城の入場料、ケーブルカーの往復で11€。
お城は外から眺めるに限る。でも、ザルツブルグ市内を見下ろしてみたいので、登ってきました。この城からの眺望は市街地側の眺望と共に、ブルクホーフ(城の中庭)と言われる南側の眺望も美しくウンタースベルク山が綺麗に見渡せる。と、wiki に書いてありますが、ザルツブルグの降水確率は年間50%です(ソース?忘れた)。綺麗に見渡せたらラッキーとアマデウスに感謝しましょう。
歴代教皇の絵が飾ってあるだけで中は何も無いよ。
雨が多いのは事実です。いいえ、幣ブログの大部分は事実です。雨が降っても大丈夫。楽譜の模様の折り畳み傘が8€くらいで売ってますから。帰国したら誰かにもったいぶって、おみやげにしよう。
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Salzburg ザルツブルグ 旧市街 Zentrum ツェントルム [オーストリア]
モーツァルトの生家。曲は好きだけどねぇ、、。もちろん中には入りませんよ。
ご存知、翼をさずけるレッドブルの本社がザルツブルグにあります。
モーツァルトの生家の通りから1本入ったところにレッドブルのショップがありました。いわゆるグッズが買えます。おみやげに携帯ストラップを買いました。
ショップの中はこんな感じ。誰かのバイク。調べるのが面倒なので割愛。写真撮っていいって。
壁にかけられたF1。ルノーでしたっけ?同、調べるのが面倒なので割愛。
何かの撮影のモデルさん。写真は無表情。撮影中はすごくキレイ。
小ネタ
モーツァルト効果
モーツァルトに代表されるクラシック音楽を聴くと頭が良くなる、と主張される効果。
(Wikipedia)
何も無い無いで終わったザルツブルクでした。聞いた話だけど、インスブルックまで行っちゃうと、さらに何も無いって。あー叱られる。そういうわけで"有る"ところに向かいます。
Hallstatt ハルシュタットに向かいます [オーストリア]
Hallstatt ハルシュタットに向かいます。来た路線をいったんウィーン方面に戻り、Attnang Puchheim駅で乗り換えます。
セカンドクラスで24.6€。6人掛けのコンパートメント。
山が見えてきました。
湖も。いわゆる、チロル地方。
Hallstatt ハルシュタット駅 [オーストリア]
ハルシュタット駅に着きました。ホームしかありません。ホームから湖に向かう小道が。
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対岸の村、ハルシュタットは船で渡ります。
舟券 2.1€
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ハルシュタット(Hallstatt)は、オーストリア中部オーバー・エースターライヒ州に属する小規模な 基礎自治体 ( ゲマインデ ) 。ザルツブルク市にほど近く、オーストリア・アルプスの麓の湖水地帯ザルツカンマーグート地域の最奥に位置する景勝地である。
ダッハシュタイン山塊の山麓に位置し、ハルシュタット湖の湖畔に家々が並び立つ景観は、オーストリアの代表的な風景として一帯は、「ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」として、1997年にユネスコ世界遺産に登録された。wiki より
歴史の話を。切ない話です。ハルシュタットには古代ローマ以前にまで遡る岩塩坑があるそうです。ここハルシュタットではありませんが、岩塩坑は第二次世界大戦の終わりごろになると、ナチスが連合国からの爆撃を避けるため美術品を隠す場所に使われました。そこはザルツブルグ近郊、アルトアウスゼーの岩塩鉱山だそうです。戦争の終結の時を迎え、ナチス軍は坑道を爆破してこれら人類の至宝を破壊しようとしました。しかし、アルトアウゼーの工夫達がその企てを阻んだのです。レジスタンス活動中の1945年5月、工夫達は自分たち自身と共に、塩鉱の将来を守るために、4つの500キロ航空機爆弾を坑内から秘密裏に運び出し信管を外したのです。その数日後、アメリカ軍がここに進軍し、何十億ドルもの価値がある美術品を無事に保護したのです。
ナチスが侵攻した国々で、数々の名画を奪った理由は、かつて画家を目指していたヒトラーが、世界最高の美術館を建てようとした野望で、それによって命令を受けたナチスの幹部たちが、組織だって芸術品の略奪にあたっていた。一方で、印象派の作品などは、ヒトラーの好みではなく、ナチスの精神に反する、退廃した芸術だと見なされて、没収し、売却というような扱いを受けていました。狂人ヒトラーの気まぐれで翻弄された美術品。
対する連合国軍は、美術品の略奪を見逃しません。特別部隊を編成、これら美術品の奪還を目指しました。
その実在した特別部隊の活躍を描いた映画The Monuments Men(ミケランジェロ・プロジェクト)監督・主演ジョージ・クルーニーが2014年に公開されます。
ちなみに、アメリカを先導に44カ国以上が参加した国際会議が開かれて、本来の所有者や遺族に返還することを目指す、『ワシントン原則』が1998年に採択されました。
Hallstatt ハルシュタット [オーストリア]
Hallstatt ハルシュタットに着きました。
私は何をしているのだろう。ハネムーナーか? と、いったくらい素敵なところです。涼しいし。
写真のダダ貼りで恐縮ですが、私のコメントは必要ないでしょう。
建物は断崖のわずかな土地にへばりつくように建っています。村に入るには駅からの渡し船か、車はトンネルで公共パーキング。
インフォメーションセンター。私のたどたどしい英語に、明日の予定についてちゃんと教えてくれました。たまに、お互いの会話がフリーズすることも。原因は私ですが。
Hallstatt ハルシュタット Heritage Hotel [オーストリア]
Kommen Sie ins Heritage Hotel im Salzkammergut のHeritage Hotel にチェックイン
Hallstatt ハルシュタット に何軒もホテルはありません。たぶん一番いいホテル。
部屋の中。パンフレットから。内装もレストランもキレイで最新で、良いホテルですよ
シャルドネ飲んで
スープ飲んで
入っているのはチータラ?
リゾットを沿えたシロマス 20.5€
ティラミス。実はローカルなデザートと言ったはずですが、ティラミス。ローカルなお菓子が無いのか、ロープライスと間違えられたのか、そもそもローカルって英語?
外は雨
朝食
好きです。いや、大好きです。朝食前にシャンパン。
Hallstatt ハルシュタット [オーストリア]
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ハルシュタットの一本道をザルツブルグ方面へ少し歩いた所。