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スーツケースの修理DIY その前に旅行保険を申請してみる [旅行]

ああ、ネタは迸る、文章が走る、時が見えるよララァ、、

イタリアに1か月行くというのにスーツケースを点検しないで出発するものだから、旅の中盤から大変な目にあいました。
追記しますが、靴も点検が必要ですね。履きなれた物でも、ちゃんとソールが着いているか確認しましょう。
Samsonite の新品を買うと高いので、キャスターを修理することにしました。
同じ時期に4輪共に壊れるのは、ある意味、品質が安定している。さすが日本製。
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よく、ローマから、こんな状態で持って帰ってきたな!と言う感じです。有るはずのホイールが無い。
ダメになったキャスターを取り除きます
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ノコギリで簡単に切れました。あっけなく。
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ホームセンターで買ってきたキャスター@369円
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スーツケースの側面が球形なので、元のキャスターが付いている”土台(プラスチック製)”の上から取り付けます
スーツケースを貫通させて、写真のような特殊なネジで固定します。ただし貫通させることができたのは1個のキャスター当たり、内側の2本だけで、外側の2本は前述の曲面と重なり、ナットが付けられませんでした。6のタッピンネジで固定しました
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内貼りを剥がしたので、布用ボンドで元通りに
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できあがり
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などと、
スーツケースを修理した苦労話やHow to を指南するような安いブログではありません。
使ったのは、ハンマー印のキャスターです。ホームセンターで売っている鉄製のキャスターなので工業用でしょう。JIS規格があるかもしれません。荷重が38kgと書いてあります。ということは152kgまで耐えられる?スーツケースが30kgとしても、5倍だから安全係数5。鉄板(鉄板並に手堅いという意味。材料特性では無い)の安全係数
いいえ、違います。なかなか4輪にうまく均等に荷重が乗る訳がない。最悪1個のキャスターで支える場合もあります。階段とかエスカレーターとか。するとミサイル程の安全係数になってしまいます。発射して飛び出して、とりあえず安全な所まで飛んでくれれば、あわ良くば命中してくれれば、それで良し。
また、荷重とありますが、それは分かるか分からないくらいにそっと置いた時の場合です。重力加速度というやつですね。物理で習いましたよね。物理は忘れても、自動車教習所で習った通り、20km/hでぶつかった時と40km/hでぶつかった場合は、衝撃は2倍ではありません。スーツケースの重量の何倍もの荷重がかかります。
前置きが長くなりました。
高いスーツケースでも消耗品と考えた方がいいでしょう。元のプラスチックのキャスターが静荷重38kgとは思えません。
スーツケースは乱暴に扱ってはいけません。ターンテーブルから降ろす時も、両手を使って静かに降ろしましょう。降ろすなら、キャスターじゃない面を下に。特に男性諸氏は、女子の前で格好つけてヒョイと持ち上げてダーンと降ろしたりしないように。

ためになるブログですね。ガッテンしましたか?

二口メモ
・出発する前にスーツケースを点検しましょう
・旅行保険で携行品も担保する場合、スーツケースも含まれるので、自分で修理をしないで保険会社に請求しましょう。うまくいけばREMOWAくらい買えるかも(実話)

あとがき
スーツケースの内貼りを剥がしましたが、それってまずいかなと。例えば薬物など違法な物を仕込んでいると思われるかも。いや、なかなかスーツケースの中身を開けて検査というシチュエーションはありませんから。しかし、ありました。マルタ空港でレンタカーの駐車場が空港構内とバカみたいに離れていたので、返却時スーツケースだけ置いて離れたら、マシンガンを持った警察官に連れていかれました
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赤枠が駐車場。車の大きさからどれだけ離れているか想像してください
こういう場合は言い訳しても通用しない、「重い、壊れてる」とか。かえって自分が哀れ
前にスーツケースを変な所に置いておくと、爆発処理ロボットが出て来て、特別な部屋に連れていかれると書きましたが、まさかマルタのような小さい空港で、そのようなエキサイティングなエクスペリエンスはプライスレス。

出発できる準備ができました



追記
既存のキャスターは廃棄してしまって分かりませんが、結局、How to になってしまうのだけれど、キャスターのローラー(タイヤ)の軸はヘックス(六角穴)ねじで固定されていると思います。アーレンキー1本で軸が外せることができます。そうすればローラーを交換できたかもしれません。

本体がすり減って無くなる前に、とりあえず点検するだけでも

※追記
ワイヤーロックを使って、バッグやスーツケースを柱に固定するといった、海外旅行How to がありますが、通路に置いてある不審な荷物は強制的に撤去され、持ち主は取り調べ、荷物は全品検査となります。くれぐれも、ワイヤーロックなんぞ使って、荷物から離れないように。そもそも、通路は人が通るところであって、荷物置き場ではありません。Left Baggage を使いましょう。日本の方なら、そのくらいのマナーは当たり前ですよね

ワイヤーロックで取られないようにしても、ジッパー開閉のスーツケースはボールペンでジッパーを開けることができるよ。絶えず荷物に気を配るのが、海外旅行の鉄板
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